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コラム

1才以降に頭の形がゆがみ、改善した臨床例

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1才以降に頭の形がゆがみ、改善した臨床例

そもそも、ママさんは、産前ケア、マタニティ整体、産後の骨盤矯正も受けていらっしゃり、お子様は生後すぐからカイロプラクティックを受けていらっしゃいました。

最初は頭のかたちも気になるところは全くなく、ご機嫌な時間も長く順調でした。
ところが、1才を過ぎたあたりから、急に後頭部にくぼみができて、左右非対称になりました。

抱っこの仕方も上手でしたし、睡眠時も特に問題と感じられることはありませんでしたので、左右非対称になった原因は不明でした。
それでも、カイロプラクティックの基本的な考えに則り、頭部を含み、全身の関節の調整を行い、神経系が正常に働くように、2週間に1度、カイロプラクティック治療を継続的に受けられました。

すると、少しずつ頭の形が改善し、3歳になったころには、後頭部も左右対称になりました。

子どもの頭の形が変形・改善する基準は、生後半年だけではない


ここから言えることは、子どもの頭の形は、赤ちゃんだけでなく、3才まででも変形する可能性があるということです。

当院でもこのケースは珍しく、これまでは無かったことですが、大泉門、小泉門が閉じる6か月ぐらいの時期を過ぎても、十分に改善の可能性はあるということです。

大切なことは、頭の形が変わりやすい成長期に、関節のケアや神経のケアをしておくことです。

体にとって正しいケアを続けたら、後は見守りながら待つことが大事だということを、改めて確信させられた臨床例です。

当院には、6ヶ月はもちろん、1才を過ぎてからでも頭の形を改善させてあげたいというご要望をいただいて、治療をするケースはあります。1日でも早い方が頭の形は改善しやすいですし、6ヶ月までに来院いただくことは一つの基準として大切ですが、諦めずにご相談くださいね。

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