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コラム

カイロプラクティック視点『見た目』の変化

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小児カイロを取り入れる3つの視点

ファミリーカイロプラクティック三鷹院は、カイロプラクティック大学を卒業し、国際小児カイロプラクティック協会(ICPA)に所属する小児カイロプラクティックの専門教育を修めた夫婦カイロプラクターが、お子さまが健康に成長するサポートを行っています。

小児科で医師に尋ねれば、「(小児医療的には)問題ないですね。成長に従って気にならなくなりますよ。」という回答をされることがほとんどのケースです。
しかし、小児カイロプラクティックを行う私どもの院では、基礎医学をもとにしたカイロプラクティックの検査法に基づき、大事なお子さまの問題を見つけられる可能性があります。

ただし、最初にお母さま、お父さまが気づいてあげられないと、お子さまにカイロプラクティック検査やカイロプラクティックケアをお届けできません。

一般の方にも「なんとなくおかしいかも」と感じていただけるような視点を、3つに分けてお伝えします。

小児カイロプラクティックをお子さまに受けさせるかどうかを決める上で、3つの大切な視点があります。

1つ目は「見た目」、2つ目は「動き・力」、3つ目は「症状」です。
この記事では、1つ目の「見た目」についての視点について記します。

①見た目
・頭のゆがみ

一口に頭のかたちのゆがみと言っても、ゆがみ方にもいろいろあります。

1 斜頭症
後頭部の片側が平べったく、反対が突き出ている状態。
耳の位置に左右差がある。
頭や顔が左右非対称になっている。

2 短頭症(絶壁症)
後頭部全体が平らである
頭の横幅が前後幅に対して異常に長い。
横向きに見ると、頭頂部(頭のてっぺん部分)が高くなっている。

3 長頭症
頭を上から見た時に、頭部が通常よりも縦(前後)に長く伸びていて、後頭部が大きく突き出している状態。

頭のかたちは、一生付きあっていくものです。

見た目だけでなく、骨格や発育にも影響があると報告する研究論文もあります。
人間の頭は縫合関節と言って、縫い合わせたように骨がギザギザに組み合わさってできています。
生後間もない赤ちゃんは、大泉門や小泉門と言った隙間がありますが、縫合の部分も動きやすくなっています。

人間の頭は大きいですが、隙間があるので出産時に大きな力が頭にかかっても産道を通れるようになっています。
昔の産婆さんは、難産の時などは手を子宮内に入れて頭の形を小さくして、生まれてから整えることもあったという記録が残っているほどです。
現代医療では、上述したように、吸引分娩鉗子分娩などを行います。

出産時の外部からの影響の場合もありますが、そもそも正常分娩をされた赤ちゃんでも、頭のかたちや首のサブラクセーションは8割以上にあります
加えて、同じ向きにばかり寝かせてしまい、頭のかたちのゆがみが強くなるケースも見受けられます。
保育器に入っている際、そうした傾向は強いと言えます。
頭のかたちのゆがみを小児科で相談すると、ほとんどの場合、放っておいたらそのうちよくなりますよと言われますが、当院の臨床からはそうとは言えません。

そうして、反対向きになるようにタオルを入れたり、ドーナツ枕を試してみたりされても変化を感じられず、当院にいらっしゃるケースが多いです。

なお、ヘルメット治療(アイメット・スターバンド)以外の治療を探されている方、ヘルメット治療と併用したい方、いずれも対応します

ヘルメット治療を受けられている場合、多くのケースで首、背中、腰に緊張が出たり、仙骨のゆがみが出たりすることもあります。
これは、ヘルメットの加重を受けているためと考えられますので、ヘルメット治療をされている方は、カイロプラクティックを併用されることをお勧めします

ヘルメット治療は選択したくないという方は、カイロプラクティック(赤ちゃんの頭蓋ケアの場合はオステオパシーの技術も併用)の治療を受けられることをお勧めします。
いずれにしても、まずはカウンセリング、検査から行います。


・目の大きさが違う

写真は、生後10か月でカイロプラクティックを受ける前と、カイロプラクティックを6か月受けて1歳4か月の比較です。

目の大きさが違うのがわかるでしょうか。
10か月の時にはは、左目が小さかったのが、半年後には目の大きさが同じになっています。
もちろん生後10か月だと日増しに成長はしますので、一概にカイロプラクティックケアの効果とは申しません。

ただ、成長発達の要素以上に変化が出ていると認知できるかどうかも、いつも傍で見守るお母さまお父さまの観察力によります。
問題を発見するにしても、改善度を見るにしても、観察はキーワードですね。

保育でも看護でも共通していえることは、見る、観る、視る、看る、診る、つまり、観察が大切です。

なんとなく元気がない(赤ちゃんらしい元気さや覇気がないような気がする)などが見た目で分かることです。

気になったら、写真、動画などで撮影をお願いします
スマホで大丈夫です。

赤ちゃんを含め子供の時は、「家では・・・」「起きている時は・・・」などというご相談をいただきますが、検査の時に様子を再現することが難しいことが多いです。
そのため、今だと思ったら、積極的に写真・動画に保存しておいてください。

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